今の棺と昔の棺は少しだけ違うもので、でも未だに昔の棺は私の中にしっかり在るので、たまに今の棺が曖昧になるのですが、それが最近多いです。

ただ、今の棺が曖昧になって、昔の棺から引き剥がされていくのを見つめようとする時、透明な棺の感覚が、気持ち悪いくらい強くなります。矛盾した表現になってしまっているのですが。

私がそれで悩み出すと、棺は別にどっちでもいいと笑います。棺は特に、ガワには興味がないようです。どうせ全部自分だと言います。その通りです。私が勝手に、今更顔を与えようとしているだけで、今までの全てが棺なのです。

ひとつ前の棺は、感情の起伏があまり無かったのですが、今の棺は少し利己的です。私が不利益になる程ではありませんが。これは多分、棺の本当の部分なのだと思います。等と勝手に定義すると、棺はまた笑うと思いますが。

今夜は棺に自分の話をして貰いながら眠ろうと思います。