どこかの大型スーパーかデパートの一角。
私含めて男女数名がそこにいて、店の一角のはずだが、
廃れているのか、営業している店舗は私のいる場所から遠く、周りはがらんとしている。
そこは家のように改装されていて、
店の汚さもあって、どことなく秘密基地のような雰囲気がある。

わたしはそこで白いビニール袋から、釣竿型の、柄がミント色で、先端のおもちゃがピンク色の、猫じゃらしを出し(100均のような場所で、三種類くらいあった中からこの猫じゃらしを選んで買う記憶が、断片的にある)眺める。

テーブルを挟み、私の斜め左前に座っていた柔らかい雰囲気の男性が、
猫じゃらしについてなにか聞いてきて、
私は、はい、うちの猫はこの形が一番好きなんです、と答えた。

窓辺、部屋の隅っこに座る身長の高い男の子に私が近付いてなにかを言うと、
そんなこと言われたの初めてです、と言われる。


シーンが変わって、ファミレス。夜。
照明がオレンジ色で、ふわふわとした雰囲気。
ファミレスだが、なんとなく浮世離れした感覚のある場所。

私は赤いチェックのショートパンツをはいていて、案内されたのか、
四人掛けテーブルの壁側の椅子に、ショートパンツと合わせた赤いチェックのリュックを抱き締めるようにして座っている。

隣に同い年くらいの女の子がいて、
目の前の2つの席にも、若い女の人が二人いる。

私と隣の女の子は、本当は別の人達と食事をする予定であった為、
この場を抜け出そうと女の子に伝えようとするが中々伝わらない。


シーンが変わって、外。

ご飯が終わった後のような雰囲気。
店が建ち並ぶ、車一台分くらいが通れるくらいの一本道。

危ないから送るよ、と、誰かに言われたがそれを断り、一人で歩いている。

ぽつぽつと街灯があり、ぽつぽつと人とすれ違うのに、
なんだかとても不気味で、私はもう半分ほど歩いて来ていたのに、
引き返して別の道を向こうと、振り返る。

すると、黄色いTシャツを着て、
やたら大きな銀色のスーツケースを引いた男が此方へ向かって歩いて来ている。
何故だか、スーツケースが地面を擦れる音はしない。

私はその男とすれ違い、元来た道を戻って行くが、
暫く行って、どうしても、すれ違った男が気になり、振り返ってみる。

と、男も丁度此方を振り返ったところで、
気まずさを感じ私はすぐに前を向き、歩き出す。

男とはお互いがどんな人物か目視出来る程度の距離であったが、
やはり足音すらせず、それに私が気付いた訳ではなかったが、なにか不安なものを感じ、
男が刃物でも持って、追い掛けて来るのではないかと感じ、私は歩く足を速める。
電柱を通り過ぎたのか、電柱に差し掛かったか、した時、
にゃあ! と、やけに大きく鮮明な猫の声。(恐らく現実からのもの)
が、特に立ち止まることはせず、私は早足で道を戻っていた。